推し

先日の推しくんのイベントを干した。。

推しくんは実力のある若手俳優である。

推しくんは舞台の上でとても輝いている。
アホみたいにたくさんスパンコールの付いた服を着ているわけでもないのに彼の踊る周りは本当に輝いているのだ。
歌も上手なのだが、本当にすごいのは歌自体じゃなくて踊り跳ぶのにもかかわらず安定した歌声。体幹がしっかりしているのだろう。
本当に観ている間は幸せなのだ。

人は笑いながら言う。同じ舞台何回も見るの?と。
うちの家族は皆オタクなので、ジャンルは違えど、この同じなのに何回も見るの感覚が理解できるのがだが、わからない人も実際いるらしい。

あえて使うが、"たかが"舞台を観に行くだけのために東京大阪に行くのは常識的に考えておかしいらしい。

好きな俳優さんにお手紙を書くのもプレゼントを贈るのもおかしいらしい。

一つ勘違いしないでほしいのが私はリアコではない。いろんなものにはまってきたが、リアコしたことは一度もない。恋愛的な意味では一切好きにならない。


しかし、お金がある今、ちゃんと好きな人に誕生日プレゼント渡したいな。と思うあたり私は本当の意味で何もわかっていないのだ。

そんなこんなでイベントを干した。
その週に実習があった。そんなのは言い訳で行こうと思えば行けた。もちろん舞台で踊る推しはキラキラに見える。だが、素の彼自身がキラキラに見えるとは限らないのだ。もし見えないと思ってしまったら最後、私は生きる気力さえも失ってしまいそうで怖かった。リアルが充実していなくても、推しがいるからという大義名分を得ているはずなのに。

しかし、次の舞台のチケットは着々と取っている。応援ではなく推し続ける限り本当の意味で満足した幸せが手に入ることはないのだろう。


そんな今日の気分は「BE IN SIGHT」

https://youtu.be/3yj6XXs0zx4