他人の目からの卒業
今週のお題「〇〇からの卒業」
初めはなんだっただろうか。
恥ずかしくないように。
幼稚園の発表会で二人しかできない鉄琴に立候補した。
恥ずかしくないように。
小学校では学級委員になった。
全部100点を取った。
児童会に立候補した。
ピアノの伴奏をした。
恥ずかしくないように。
中学校でも学級委員になった。
少しでも順位が上がれるように勉強した。
学年合唱の指揮者になった。
ポスターで賞をとった。
習字で賞をとった。
恥ずかしくないように。
高校は自称進学校に進んだ。
恥ずかしくないようにしてたはずなのに。
いい大学に入れなかった。
だから、せめて職だけでも認めてもらえるように。恥ずかしくないように。資格を取った。
恥ずかしくないように。恥ずかしくないように。
何に対して"恥"と感じるのか。
他人は私なんて興味がなくて、見てないよなんて言うけれど、以外と私を見ている。
私のいないところで笑われたくない。
好きに言っておけばいいさ。
そんな風に考えられたらもっと素直に生きられただろうか。
他人の目からの卒業。
できるものなら。